指先のひび割れ、パックリ割れの原因は「シャンプー」と「スマホ」にあった?
指先のひび割れを治す方法が見つからなくて困っていませんか?
指先は、何をするにも一番使う部分です。
朝起きて歯磨きや洗顔、朝食の支度から洗濯、食器洗いなど、主婦はずっと水や洗剤に触れています。
もちろん、帰ってからも夕食の準備からお風呂掃除まで、常に手を使って作業しています。
そのため、手肌や指先は、体の部位の中でも最もダメージを受けやすい部分なのです。
これが、指先のひび割れがなかなか治らない理由なのです。
そして、指先のひび割れやあかぎれの原因は家事だけではありません。
それは、あなたが毎日のように行っている「シャンプー」と「スマホ」が、最近、手荒れの原因として注目されているのです。
そこで、ここでは「シャンプー」と「スマホ」が指先のひび割れにどのように影響するのかについて解説していきます。
Contents
なぜ指先がひび割れしやすいのか?
ひび割れやあかぎれは手の甲などにも出ますが、私が悩まされたのは指先のひび割れです。
手の甲などは、ハンドクリームを塗っていれば数日で良くなるのですが、指先のひび割れだけは一向に良くならないのです。
つまり、指先のひび割れが治りにくいのには理由あったのです。
何をするにも使うのが「指先」
私たちは普段の生活の中で、手を使わないことはまずありません。
そして、手の中でも指を使うことが一番多いはずです。
例えば、炊事や洗濯、掃除など、日常行われる家事のほとんどが指先を使う作業です。
そのため、日頃から家事をしている女性に指先のひび割れが多いのです。
そして、指先の中でも、特によく使う利き手の指先が荒れやすい傾向にあります。
また、指先をよく使う職業の人も指先の手荒れ、ひび割れに悩まされている人が多いです。
例えば、紙幣を扱う銀行員や事務員、美容師や調理師、自動車整備士などがあげられます。
指先は血流が悪くなりやすい
指先は、体の中でも末端部分になるので特に血流が滞りやす部位でもあります。
また、冬などの気温が低いときはさらに血行が悪くなってしまいます。
そのため、指先などの末端部分に栄養が行き渡らなくなり、ひび割れになりやすくなります。
冬場など、指先が冷たくて血流の流れが悪い場合、手肌をしっかりマッサージするなどの改善策が必要になります。
指先を痛めつける意外な落とし穴
通常、手荒れと言えば水仕事をしている人の代名詞のようなものです。
また、空気が乾燥する冬の季節の「季語」とでもいいましょうか。
しかし近年、手荒れ事情が少し変わろうとしています。
手荒れの中でも、特に指先のひび割れは空気が乾燥する冬場に多く見られる症状でしたが、最近では湿気の多い夏場でも指先の手荒れで皮膚科を訪れる人がいるそうです。
その原因として、「シャンプー」と「スマホ」があげられます。
指先を痛めつける原因「シャンプー」
指先がひび割れたりあかぎれになってしまう原因に、毎日の「シャンプー」が上げられます。
きっと、ほとんどの人は毎日シャンプーをしていると思います。
しかし、この毎日行っているシャンプーが落とし穴だったのです。
気をつけるべきは合成界面活性剤
シャンプーに含まれる界面活性剤は、通常の洗剤よりも強力なものが含まれていることが多いです。
その理由は、最近ではヘッドスパやスカルプケア用の汚れ落ちの良い強めのシャンプーが流行っているためです。
頭皮の毛穴の汚れや油分をしっかりと落とすためには、どうしても汚れ落ちの良い強めの界面活性剤を入れなければいけないからです。
そして、界面活性剤の中でも、特に気をつけたいのが石油系の「合成界面活性剤」です。
市販のシャンプーにもっとも配合されているのが「ウラレス硫酸系」と呼ばれるもので、洗浄力が高く泡立ちも良いため多くのシャンプーに配合されています。
しかし、洗浄力が強いということは、頭皮の油分だけでなく手肌や指先の油分や皮脂膜まで落としてしまいます。
そのため、普段の家事などよりも手肌に与えるダメージが大きいと言われているのです。
強めのシャンプーでも週に1度程度の使用であれば、ほとんど手肌に影響はないと思います。
しかし、毎日使うとなると、手肌への影響は無視できません。
ひよこ師匠
合成界面活性剤の成分で良くある例は以下の通り。
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウリル硫酸Na
- ラウレス硫酸Na
- ラウリル硫酸カリウム
- ラウレス硫酸アンモニウム
- ポリオキシエチレンラウリル硫酸アンモニウム…など
シャンプーを買う時には、必ずチェックしよう!
アミノ酸系でも安心できない?
「弱酸性だから安心」だとか、
「アミノ酸系だからお肌に優しい」とか…。
確かに合成界面活性剤よりはマシかも知れません。
しかし、アミノ酸系でも「メチルアラニン系」のシャンプーには注意が必要です。
成分表示は「ラウロイルメチルアラニンNa」で、アミノ酸系の成分の中では特に刺激が強い成分です。
そのため、アミノ酸系でもアレルギーを起こしやすいと言われています。
アトピーの人や、もともと肌の弱い人には刺激が強すぎる成分と言えます。
では、ノンシリコンなら大丈夫なのか?
「ノンシリコンだから髪に優しい…」
確かにそうかも知れません。
そもそもシリコン配合のシャンプーは、髪の手触りを良くし、さらに髪にツヤを与える成分として開発されたものです。
主に「シクロメチコン」や「アモジメチコン」などの油の成分です。
しかし、シリコンは髪には良いのですが、しっかりすすがないと頭皮の毛穴に残ってしまい、頭皮の環境が悪くなることがわかったため、現在ではほとんど使用されなくなりました。
そのため、最近では「ノンシリコン」が主流です。
しかし、ノンシリコンだからと言って手肌に優しいとは限りません。
シャンプー自体の洗浄力が強ければ、手肌の皮脂膜は簡単に流されてなくなってしまうからです。
つまり、髪には優しいかも知れませんが、手肌や指先にはまったく優しくないものが多いのです。
もし、シャンプーを変えてみたいのであれば、石鹸成分のものや天然素材にこだわったシャンプーに切り替えることをオススメします。
特に、石鹸には界面活性剤が含まれていので、髪や頭皮だけでなく、手肌にとても優しいのです。
ひろ
泡の立たないシャンプー見つけました!
シャンプーリンスの2in1だから、水に触れる時間も短縮できます!
それに、頭皮にも髪にも優しいってことは、手肌にも優しいってことよね!
スマホの触りすぎ
季節に関係なく指先が荒れるのは、ひょっとしたら「スマホの触りすぎ」が原因かも知れません。
スマホの画面を絶えず触っていると、その摩擦によって指先が荒れやすくなります。
そのため、良く使う人差し指や親指が荒れる人が多いようです。
しかし、実は原因はそれだけではありません。
スマホを頻繁に触る人は、多少手が荒れていてもハンドクリームを塗りたがらない人が多いのです。
なぜなら、スマホの画面を触るとき、ハンドクリームなどを塗るとベタベタして指紋が付きやすくなるからです。
そのため、多少手肌が乾燥してもハンドクリームを塗らない人が多いのです。
そして、気が付いた時には皮膚科のお世話にならなければならないほど手が荒れてしまう人もいるのです。
スマホをたくさん触る人こそ、ハンドクリームを塗ってしっかりと手肌のお手入れをしてあげるべきなのです。
オススメは就寝時の集中ケア
指先は生活していれば絶えず使うところなので、1日中休まることがありません。
そのため、指先の手荒れを治したいのであれば、「寝ている時間」を利用するしかありません。
オススメは、寝る前に保水・保湿に優れたハンドクリームを塗り、シルクのおやすみ手袋をつけて寝ることです。
そうすることで、翌朝、手肌の潤いがかなりよみがえります。
また、現在手荒れがひどい人は、抗炎症作用のある医薬部外品の有効成分を配合したハンドクリームを塗ることをオススメします。
代表的な有効成分は「トラネキサム酸」と「グリチルレチン酸ステアリル」です。
ステロイドほどではありませんが、炎症を抑えることはできますので試す価値はあります。
事実、私の指先のパックリ割れはこの2つの有効成分を配合したハンドクリームで良くなりました。
まとめ
これまでの説明で、シャンプーやスマホが指先に与える影響がいかに大きいかが理解できたと思います。
もし、強めのシャンプーを使用しているのであれば、石鹸成分の優しいシャンプーに変えてみてください。
また、スマホを毎日3時間以上触る人は、寝る前の手肌の集中ケアで手肌の潤いを取り戻すようにしましょう。
そうすることで、指先のひび割れやあかぎれを防ぐことができます。
また、水仕事の後や入浴の後は、必ずハンドクリームやローションなどを塗って、手肌に潤いをしっかりと与えましょう。
そして、就寝時の集中ケアは手荒れを治すために一番有効な方法です。
抗炎症作用のあるハンドクリームや保水・保湿性の高いハンドクリームやローションを塗って、しっかりと手肌に潤いを与えてあげてください。
そうすることで、短期間に手荒れを解消することができるかも知れません。
手肌や指先は、顔の次に人目に付くところです。
手肌や指先がきちんとお手入れされて綺麗になると、女性らしさがグンと上がります。
ぜひ、綺麗な手肌、指先を取り戻して下さいね!
指先のパックリ割れにオススメのハンドクリームあります!
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