皿洗い、食器洗いの手荒れを防ぐための3つのステップ

家事や仕事での皿洗い、食器洗いなどで、ひび割れ、あかぎれ、主婦湿疹(手湿疹)などの手荒れに困っていませんか?

実は、私もその一人でした。

私は、老人福祉施設で厨房の仕事を任されています。

普通の飲食店とは違い、私の働く施設では調理だけではなく配膳や配達、さらには大量の洗い物もこなさなくてはいけません。

そのため、いくらハンドクリームを塗っていても、手荒れがまったく良くならなかったのです。

特に、あかぎれや指先のパックリ割れがひどく、水や洗剤に触れるたびにしみてしまい、毎日の水仕事が本当につらかったです。

このようなひどい手荒れを治すためには、自分の手肌の状態を知り、それに合わせたお手入れが必要不可欠です。

間違った方法でお手入れをしていても、なかなか手荒れは改善できません。

そこで、ここでは主婦湿疹のようなひどい手荒れの治し方を3つのステップに分けて解説していきます。

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ひろ

毎日、大量の洗い物をしなきゃいけないから、私の手肌はいつもボロボロだったの。

そんな私が手荒れを防ぐためにやってることを紹介するわ。

手荒れの原因は手肌の乾燥

手荒れと一言でいっても、その症状や状態は人によってさまざまです。

しかし、手荒れになるそもそもの原因はひとつです。

それは「手肌の乾燥」です。

では、なぜ手肌が乾燥してしまうのでしょうか?

それは「皮脂膜がなくなってしまうから」です。

ご存じの方もいると思いますが、人間の皮膚は「皮脂膜」という天然の保護膜で守られています。

皮脂膜とは、皮脂や汗、そして肌にすみつく細菌(皮膚常在菌…肌フローラとも言います)が作り出すグリセリンや有機酸などが混ざってできた天然の保護膜のことです。

皮脂膜の主な働きは、手肌の乾燥を防ぐこと、水や細菌などの外部刺激から肌を守ることです。

つまり、皮脂膜があるお陰で、私たちの肌は潤いをキープすることができたり、外部刺激から肌を守ることができているのです。

なぜ皮脂膜がなくなるの?

皮脂膜がなくなってしまう一番の原因は、過度の外部刺激です。

分かりやすくいえば、絶えず水仕事をしていたり、紙にずっと触っていたり、美容師さんの様に絶えずシャンプーしていたり…。

つまり、水や洗剤、お湯に長く触れていると、皮脂膜が流れてしまうのです。

このような手荒れを「刺激性接触皮膚炎」と呼ぶそうです。

例えば、食器を洗うときのことを思い出して欲しいのですが、食器洗剤を付けてしっかり洗ってお湯で流すとすごく綺麗に油汚れが落ちますよね?

ということは、お湯や洗剤を使えば、私たちの皮脂膜も簡単に落ちてしまうということです。

もちろん、入浴時のシャンプーなども、手肌の皮脂膜をあっという間に取り去ってしまいます。

また、銀行員の方のように、毎日たくさんの紙幣を触っていたりすると、指先の皮脂膜がはがれてしまいます。

私たちは、ほとんどすべてのことをするために「手」を使います。

そのため、手肌は体の中でも特に外部刺激に影響される部分なのです。

これが、手肌の皮脂膜がなくなってしまう一番の理由なのです。

皮脂膜がなくなるとどうなる?

水や洗剤などの影響で皮脂膜がなくなると、手肌表面を守るものがなくなるため、外部刺激に極端に弱くなります。

また、手肌の表面を守っている皮脂膜がなくなることで、手肌内部の水分が蒸発してしまい手肌が乾燥します。

そして、手肌が乾燥が進むと角質の隙間を埋めている細胞間脂質が減ってしまうと角質に隙間ができてしまい、角質がスカスカの乾いたスポンジの様になってしまいます。

こうなると、肌のバリア機能がうまく働かず、外部刺激の影響をまともに受けます

例えば、肌のバリア機能がうまく働かなければ、普段何とも思わない様なほこりや細菌などが簡単に肌に入り込んでくるため、これらの外部刺激に過剰に反応してしまいます。

そして、これらの物質を体が異物と見なしてしまうと「アレルゲン」となってしまい、ひどい主婦湿疹(手湿疹)やアトピーになるとも言われています。

そのため、皮脂膜がなくなり手肌が乾燥するとによって、様々な肌トラブルを起こしてしまうのです。

つまり、手肌の乾燥を防がなければ、手荒れを根本から防ぐことはできないのです。

食器洗いの手荒れを防ぐための3つのステップ

皿洗い、食器洗いの手荒れを防ぐためには、その原因である手肌の乾燥を防ぐことです。

そして、手肌の乾燥を防ぐためには、手肌の皮脂膜を守ることが必要不可欠です。

皮脂膜を守る方法として「外部刺激を遮断する」「皮膚常在菌や手肌の水分、油分を補う」「抗炎症作用のあるハンドクリームでお手入れする」があります。

以下、順に説明していきます。

外部刺激を遮断する

手肌の皮脂膜を守る方法として、外部刺激を直接防ぐのが一番有効な方法です。

外部刺激を防ぐ方法として、「手袋を着用する」「外部刺激に負けないハンドクリームを塗る」があります。

1.手袋を着用する

外部刺激から手肌を守るために、一番確実な方法は手袋を着用する事です。

なぜなら、手袋を着用すれば外部刺激にまったく触れることなく水仕事ができるからです。

炊事や食器洗い、洗濯、お掃除をするときに手袋を着用することで、手荒れをかなり軽減できます。

中には、面倒だと思う人もいるかも知れませんが、いつも素手で作業をしている人はさっそく手袋を着用してみてください。

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ひよこ師匠

手袋の種類にも色々あるけど、その多くはゴム手袋。

でも、中にはゴムが苦手な人もいるかも知れないね(ラテックスアレルギーなど)。

その場合、ポリエチレン製の手袋を着用するなど、手袋のを選ぶときには気をつけてね!

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ひろ

そう。

まさに、私がラテックスアレルギー。

ゴム手袋を着けると、すぐに湿疹ができてしまうの。

だから、ゴム手袋は使えないのよね。

そんなときは、次に紹介するハンドクリームを塗ることをオススメするわ。

2.外部刺激に負けないハンドクリームを塗る

ゴム手袋を使えば良いとわかっていても、ラテックスアレルギーや仕事の都合でどうしても手袋が使えない人もいます。

こような場合、外部刺激に負けない保護力の高いハンドクリームを塗る必要があります。

多くのハンドクリームは、水や洗剤、お湯などに長時間触れるとすぐに流れ落ちてしまいます。

そのため、ハンドクリームが流れ落ちるのと同時に皮脂膜もなくなってしまい、手荒れになってしまいます。

しかし、外部刺激に負けない保護力の高いハンドクリームを使えば4~8時間は手肌を保護できます。

つまり、一日に数回塗るだけで、ほとんどの手肌のダメージを防ぐことができます。

皮膚常在菌(肌フローラ)や手肌の水分、油分を補う

手を洗った後や水仕事の後、少しでも皮膚常在菌(肌フローラ)が残っていれば、手肌の汗や皮脂の分泌と合わせて数時間あれば皮脂膜は元に戻ります。

しかし、長時間の水仕事などで何時間も皮脂膜が元に戻らない状態が続くと、外部刺激の影響をまともに受けてしまいます。

そして、その後のお手入れをちゃんとしないと、手肌が乾燥してしまいさらに悪循環になってしまいます。

そこで、長時間の水仕事などで皮脂膜がなくなってしまったら、皮膚常在菌を直接補うことで、皮脂膜を早く元に戻すことができます。

 肌フローラを補おう!

そして、手肌が極端に乾燥してしまった場合、手肌内部の水分を増やすためのお手入れをしなくてはいけません。

なぜなら、手肌内部の水分量が少ない状態でどれだけ油分が多いハンドクリームを塗っても、手肌の潤いはもどらないからです。

そこでオススメなのが、手肌内部の水分量を増やすことに特化したハンドクリームを塗ることです。

手肌内部の水分は角質層のヒアルロン酸やセラミドなどの天然保湿因子の働きが重要になってきます。

それらの働きを助ける成分を含んだハンドクリームを塗ることで、手肌の潤いがよみがえり、肌のバリア機能も正常に機能するようになります。

そうなれば、多少の外部刺激なら負けることはありません。

 手肌に潤いを与える「ヘパリン類似物質」

 肌がもともと持っている保水力を高める「アトピスマイル」

また、水分を補ったら、その後は手肌を油分の多いハンドクリームで覆ってやると手肌の水分の蒸発を防ぐことができるので、より効果的です。

抗炎症作用のあるハンドクリームでお手入れする

すでに主婦湿疹などで手肌が荒れてしまっている場合は、その症状を抑えてやらないとなかなか手荒れは回復しません。

皮膚科で処方される「ステロイド」は炎症を抑えるお薬です。

しかし、ステロイドは非常に強いお薬なので、医師の診察なしに使うことはできません。

また、ステロイドは長期的に使うとその分副作用も大きくなるため、使用には注意が必要です。

そこでオススメなのが、抗炎症作用がある医薬部外品でお手入れをすることです。

ステロイドほどの効果は望めませんが、安心して荒れた手肌をお手入れすることができます。

オススメの医薬部外品の有効成分は「トラネキサム酸」「グリチルレチン酸ステアリル」です。

トラネキサム酸

トラネキサム酸は、美白※1の成分として有名ですが、もともとは「止血剤」として医療の現場で使われていた成分です。

トラネキサム酸は、リシンというアミノ酸を元に人工的に合成されたアミノ酸の一種です。

作用としては、炎症を引き起こす体内の酵素「プラスミン」を抑制する「抗プラスミン作用」を持っています。

そのため、喉の腫れや口内炎を治療する薬、あるいは毎日使う歯磨き粉など、現在も多くの商品に使われています。

また、外用薬としての副作用はほとんど報告されていないため、安心して使うことができる成分です。

グリチルレチン酸ステアリル

グリチルレチン酸ステアリルは、甘草(かんぞう)という漢方薬などにも使われる薬用植物のエキスで、実に4000年以上もの歴史があるともいわれています。

グリチルレチン酸ステアリルには、強力な消炎効果抗アレルギー作用、解毒作用があり、医療の現場では急性や慢性の皮膚炎に頻繁に使われています。

つまり、すでに主婦湿疹などのひどい手荒れに悩まされいる人は、トラネキサム酸とグリチルレチン酸ステアリルを含んだハンドクリームを選ぶことがポイントです!

ちなみに私が毎日行っていることですが、寝る前に必ず「KISOホワイトニングクリーム」という美白クリームを塗っています。

なぜなら、「KISOホワイトニングクリーム」は「抗炎症作用がある医薬部外品を配合したクリーム」だからです。

「KISOホワイトニングクリーム」はハンドクリームではありませんが、私の8年間の手荒れの悩みを解決してくれた「薬用キメテ※」とまったく同じ成分を配合しています。

つまり、美白のできるハンドクリームとして使っても何ら問題ないということです。

そして、その使い心地も素晴らしく、「薬用キメテ」にまったく負けていません。

しかも、お値段がバカ安の1650円! しかも150gと大容量!

買わない理由が見つかりません!

手荒れが気になる人はぜひ一度試してみてくださいね!

私が愛用している抗炎症作用の美白クリーム「KISOホワイトニングクリーム」

※「薬用キメテ」は2019年12月で販売を終了してしまいました。

※ハンドクリームの効果を最大限に活かしたいのであれば、”就寝時の集中ケア”が特にオススメです!

 

仕事や家事の間にハンドクリームをこまめに塗っても、すぐにまた水や洗剤に触れることも多いので、なかなか手荒れが回復しなくて悩んでいる人も多いと思います。

 

そんなときに有効なのが「就寝時の集中ケア」なんです!

 

詳しくはこちらで説明しています。

まとめ

このように、手肌の乾燥が原因で起こる手荒れを防ぐためには、外部刺激を遮断する、皮膚常在菌や水分、油分を増やす、寝ている時の集中ケアの3つがとても重要です。

特に、外部刺激をシャットアウトすることができれば、かなりの確率で手荒れを防ぐことができます。

どうしても手袋を着けることができない場合は、保護力の高いハンドクリームで手肌を守り、水仕事が終わったらすかさず皮膚常在菌を補い、寝る前に必ず「荒れた手肌を炎症を抑えることができる有効成分」を配合したハンドクリームを塗りましょう。

こうすることで、ひどい手荒れを防ぐだけでなく、綺麗な手肌を取り戻すことができるのです。

手荒れ

Posted by ひろ