手肌のシミを防ぐ3つの方法教えます!
手肌に出来てしまったシミがなかなか消えずに悩んでいませんか?
実は近年、手の甲や腕のシミを気にする人が増えています。
なぜなら、手肌は顔の次に人目につく部分だからです。
そのため、手肌に出来たシミは、顔や髪、スタイルよりもあなたの見た目を自分が思っている以上に老けさせているかも知れません。
さらには、手先、指先などの細部にこだわりがない人は、詰めが甘い残念な女性と思われてしまいます。
そしてこれは、年齢が上がれば上がるほどその傾向が強くなります。
でも、安心してください。
手の甲や腕のシミは自分で消すことができます!
指先から腕までしっかりとお手入れされたシミのない綺麗な手肌は、それだけで「できる女性」を演出することができます。
つまり、綺麗な手肌は魅力的な女性を演出するための絶対条件です。
そこで、ここでは特に手肌を老けて見せてしまう手肌のシミを消す方法について説明していきます。
美しい手肌を取り戻すことで、見る人をドキッとさせられるような魅力あふれる女性になれるのです。
ひろ
私ももうすぐ50歳になります。
でも、手肌の綺麗さは職場では一番です!
しっかりとお手入れをしてあげれば、綺麗な手肌を手に入れることができますよ!
私の今の手肌です。ヤラセなし! 今年50歳! しかも、毎日仕事で漂白剤を素手で触っているんですよ!
Contents
手肌のシミの種類は3つある
手肌に出来るシミのタイプには3つの種類があり、それぞれ原因が違います。
自分のシミのタイプを理解しましょう。
1.日光性黒子(老人性色素斑)
日光性黒子(にっこうせいこくし)は別名「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」とも呼ばれ、その名の通り日光に当たってできるシミのことです。
私たちが「シミ」と言って思い浮かべるのがこのタイプのシミです。
色が濃く、輪郭がはっきりしているのが特徴です。
手の甲や腕に出来るシミのほとんどは、このタイプのシミです。
では、なぜ、紫外線を浴びると「シミ」ができるのでしょうか?
「シミ」の正体は「メラニン」と呼ばれる物質です。
そしてメラニンは、メラノサイトと呼ばれる色素細胞から生成されます。
メラニンは、有害な紫外線から私たちの体を守ってくれる働きをしています。
つまり、紫外線を浴びると、紫外線のダメージから体を守るためにメラノサイトが大量にメラニンを作り出します。
これは、紫外線によって引き起こされる皮膚がんなどから私たちの体を守るために必要な生理作用なので、メラニンの活動自体はとても良いことなのです。
しかし、美容の観点からみるとあまりよくありません。
なぜなら、残念なことに色素細胞から生成されるメラニンは色が黒いのです。
そのため、紫外線のダメージが大きければ大きいほど、メラニンが大量に作られるため、目に見えるシミとなって肌に現れるのです。
ただし、メラニンは通常、肌のターンオーバーによって垢となって体外に排出されるので、本来であればシミはできないはずなのです。
しかし、加齢などの原因でターンオーバーサイクルが乱れたり、紫外線を浴びすぎてメラニンが過剰に作られ続けたりすることによってシミになってしまうのです。
ひろ
ひよこ師匠
そう! まずはしっかりと紫外線を防ぐことが大切なんだ。
諸説あるけど、手肌は他の皮膚に比べて新陳代謝が2~5倍ほど遅いとも言われてるよ。
他の肌細胞の新陳代謝が約28日周期といわれているので、手肌の新陳代謝はなんと約2~5か月もかかることになるんだ。
つまり、一度シミが出来てしまうとなかなかシミが消えない…ってことになってしまう。
だから、少しでもシミが気になったら早めにお手入れしてね!
紫外線については、手の老化の原因「紫外線」とは?で詳しく説明しています。
2.炎症後色素沈着
炎症後色素沈着は、ニキビや虫刺され、傷などによる炎症が原因でシミになったものを言います。
ニキビが出来たり、虫に刺されて掻きむしったりすると、メラノサイトが活性化されてメラニンが出来てしまいます。
また、クレンジングや体を洗う時にゴシゴシと強くこすってしまうと、その部分に炎症が起きてシミになる場合があります。
そのため、炎症後色素沈着も手肌などにできやすいシミと言えます。
また、やけどでも肌が黒くなりますが、これも炎症後色素沈着よるシミです。
ひろ
こないだ、仕事中に右手首をやけどしたの。
肌の色が黒くなってるの、わかりますか?
これが炎症後色素沈着。
これもメラニンの仕業なんです。
ひよこ師匠
これは蜂に刺された跡だけど、これも色素沈着。
こういった虫刺されや、ニキビを潰したりして肌に刺激を与えると、その刺激のせいでメラニンが活性化されてシミになってしまうよ。
3.そばかす
そばかすは、直径数ミリの小さなしみで、頬や鼻の周り、肩、腕、手、背中などにできます。
5歳くらいから出始めることが多く思春期にもっとも増え、その後、成人になると減っていくという特徴があります。
遺伝的な要因で発生すると言われているため、一番消しにくいシミと言われています。
そばかすは、紫外線を浴びることでシミの色が濃くなるので、今以上にそばかすを目立たないようにするためには紫外線対策が必要です。
シミを防ぐ3つの方法
このように、手肌にシミができる原因のほとんどは「メラニン」が原因であると言えます。
そして、手肌のメラニンを増やしてしまう一番の原因は紫外線です。
そのため、手肌のシミを防ぐためには、紫外線対策をしっかりと行うことが重要です。
紫外線を防ぐために有効な方法は、「日光を浴びない」「日焼け止めを塗る」「アームカバーを使う」です。
日光を浴びない
シミの原因となる紫外線を防ぐために重要なことは、ズバリ「日光を浴びないこと」です。
しかし、お仕事やお買い物など、誰にでも外出しなければいけない用事があるのが普通なので、日光を浴びることなく日常生活を送ることはほぼ不可能です。
しかし、太陽の日差しが弱まる夕方や夜にお買い物などに出かければ、紫外線をかなり減らすことができます。
もし、夕方や夜に回せる用事があれば、時間をずらしてみるのも良いかも知れません。
ひろ
私はいつも仕事帰りにお買い物に行くので、紫外線はそれほど浴びてないかも。
特に夏場は、夕方や夜の方が涼しいし紫外線も浴びなくて済むからオススメですよ!
日焼け止めを塗る
そうはいっても、昼間の外出を完全になくすことはできません。
そこで、オススメなのが「日焼け止めを塗る」ことです。
紫外線の中でも、特にシミの原因になるのが「UV-B」と言われる紫外線です。
「UV-B」の紫外線をカットできる日焼け止めは「SPF」の数値で表されています。
数値が高いほど紫外線をカットする力が強く、最高は「SPF50+」です。
日常生活では「SPF30」程度でも充分ですが、真夏や長時間外出するときなどは「SPF50」のものを使用する方が良いでしょう。
紫外線をもっと理解しよう!
日傘、アームカバーを使う
紫外線を浴びないためには、直接日光を遮るのが一番効果的です。
そこでオススメしたいのが「日傘」や「アームカバー」です。
なぜなら、日焼け止めを塗っても、汗で流れ落ちてしまったり、塗りムラがあるかも知れないからです。
また、衣服にこすれて日焼け止めが落ちてしまうこともあります。
なので、紫外線を防ぐために日傘やアームカバーを積極的に使うようにして下さい。
オススメの日焼け止め商品はこちら。
シミを消す3つの方法
どれだけケアをしていても、手肌にシミができてしまう事もあります。
でも、安心してください。
シミの程度や種類によっては、自分でお手入れできるものもあります。
ここでは、外側からのお手入れと、体の内側からのお手入れについて紹介していきます。
美白※1成分を含んだハンドクリームを使う
シミを直接消すためには、「美白※1成分」を含んだハンドクリームを使う必要があります。
美白※1成分とは、厚生労働省が認めた医薬部外品に含まれる「美白※1作用」のある有効成分のことで、現在17種類ほどあります。
代表的な美白※1有効成分一覧
- アスコルビン酸グルコシド
- リン酸アスコルビルマグネシウム塩
- アスコルビルリン酸ナトリウム塩
- カモミラET
- トラネキサム酸
- アルブチン
- コウジ酸
- エラグ酸
- ルシノール
- 4MSK
- マグノリグナン
- リノール酸S
- ニコチン酸アミド
- リノール酸S
- エナジーシグナルAMP
- ビタミンC誘導体
- プラセンタエキス
上記の有効成分を含んだハンドクリームを使うことで、紫外線による手肌のシミ・ソバカスを防ぐことができます。
また、顔とは違い手肌は水や洗剤などの外部刺激にもさらされているので、美白※1だけでなく手荒れにも良い美白成分を含んだハンドクリームがオススメです。
私が使っている美白※1ハンドクリームはこちら。
※1紫外線によるシミ・ソバカスを防ぐ
シミに効く飲み薬を利用する
手の甲だけなら美白※1ハンドクリームでもいいのですが、両腕全体をハンドクリームでお手入れしていたら、あっという間になくなってしまいます。
そのため、シミが広範囲に及ぶ場合は、ハンドクリームよりもシミを消す効果が認められた医薬品を飲んで、体の内側からお手入れする方が効率が良いです。
また、飲んでシミに効く医薬品の場合、手肌だけでなく全身の気になるシミやくすみも一気にお手入れできるので、実は一番経済的だったりします。
有名な所では「ハイチオールC」がありますが、もっと良いシミケアの商品を見つけました。
飲んでシミを消したい人はこちらからどうぞ。
角質層に潤いを与える
角質層に潤い?
シミとは全く関係ないと思うかも知れませんが、意外にこれが重要なのです。
シミが出来る原因は、紫外線などの外部刺激によってメラニンが過剰に作られてしまうせいです。
しかし、肌のターンオーバーサイクルが正常であれば、ほとんどのメラニンはシミになる前に垢となって剥がれていきますので、本来であればシミにはならないのです。
ところが、手肌が乾燥した状態が長く続くと、手肌の水分の蒸発を防ごうとして角質が厚くなっていきます。
そして、角質が厚くなったことで、本来であればおよそ28日のサイクルで行われるターンオーバーサイクルが、厚くなった角質の分だけ遅くなってしまいます。
そして、その状態のまま紫外線を浴び続けると、メラニンが排出されるスピードよりも、メラニンが作られる量の方が増えてしまい、肌の中にシミとなって残ってしまうのです。
そのため、適正なターンオーバーサイクルを守るためには、角質層を厚くしてはいけないのです。
つまり、手肌にしっかりと潤いを与えて手肌の乾燥を防ぐことが重要なのです。
特に手肌の乾燥に困っている人は、乾燥からシミに発展してしまう可能性があります。
手肌の潤いを増やすことができるハンドクリームで、しっかりとケアをしてあげてください。
潤い番長!手肌の保湿、保水に特化した「Sirojam」。
まとめ
ここまでの説明で、シミが出来てしまう原因と、その対策が理解できたと思います。
手肌のシミは、紫外線を浴びることによって増えていきます。
そのため、紫外線を浴びないようにすることが一番大切です。
一度できてしまったシミを取り除くのは大変です。
シミを未然に防ぐためにも、日焼け止めやアームカバーを上手に利用して、紫外線から手肌を守りましょう。
また、過度な皮膚への摩擦、刺激も色素細胞を活性化させてしまいます。
入浴時などもゴシゴシとこすらないように気を付けてくださいね。
そして、手肌の乾燥は手肌のターンオーバーサイクルを遅らせてしまい、その結果、メラニンの排出が間に合わずシミになってしまいます。
手肌にしっかりと潤いを与えてあげることで、正常なターンオーバーサイクルを取り戻すことができます。
そうすることで、シミの出来にくい手肌環境を作ることができるのです
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません