ホルモンバランスとからだ老化の意外な関係とは?
老化の原因がホルモンバランスと関係があると言ったら、あなたは驚くでしょうか?
実は、私たちの体の中では、非常にたくさんの種類の「ホルモン」が分泌されています。
有名な所では、男性ホルモンの「テストステロン」や、女性ホルモンの「エストロゲン」「プロゲステロン」などがあげられます。
しかし、年齢とともにこれらのホルモンの分泌量がへってしまい、色々なトラブルを引き起こします。
そして、このホルモンバランスの変化が体の老化に拍車をかけているのです。
そこで、ここではホルモンバランスの変化と老化の関係について解説していきます。
Contents
ホルモンバランスが崩れると老化が進む?!
私たちの体の中では非常にたくさんの種類のホルモンが分泌されていて、日々の生命活動を支えてくれています。
例えば、成長ホルモンは体全般の成長や若返りにかかわっています。
また、男性ホルモンは、筋肉量や筋力の維持にかかわっています。
そして、その他にも若さを保ち免疫力を維持する「DHEA」や、睡眠に関係する「メラトニン」や「セロトニン」などがあります。
しかし、加齢とともにこれらの若さを保つために必要なホルモンの分泌が減少することで、代謝機能が低下、また運動能力も低下してしまいます。
その結果、筋肉量や骨量、皮膚の柔軟性なども失われてしまい、文字通り「老化」をひき起こしてしまいます。
さらに、加齢とともに増加するストレスホルモンは、逆に「老化」に拍車をかけてしまいます。
通常、このホルモン環境の変化は個人差はありますが30歳を過ぎたころから始まると言われています。
そして、40歳を過ぎてある一定レベルを越えると、体に様々な老化の変化をもたらします。
しかし、たばこを吸う人やお酒をたくさん飲む人、ストレスの多い人などは、意外に早い段階から「老化」が体に現れることになります。
ホルモンバランスが崩れる原因
加齢とともにホルモンバランスが崩れていきますが、それに拍車をかけてしまうのが「ストレス」「不規則な生活」です。
つまり、「ストレスを溜め込まない」「規則正しい生活をする」ことが、ホルモンバランスを整える上で重要になるのです。
ストレスを溜め込まない
今の現代社会、ストレスを抱えていない人などいないと思います。
そのため、過度なストレスのせいで、体調を崩す人も珍しくありません。
ストレス解消のために趣味を持ったり、またスポーツなどで汗を流すことはとても良いことです。
しかし、時間がなくてなかなか自分の時間が取れない人もいます。
では、そんな人はどうすれば良いのでしょうか?
それは、「自分にやさしくする」ことです。
ここでいう「自分に優しくすること」は、「自分を甘やかすこと」ではありません。
自分を甘やかしても、ストレスはなくなりません。
それどころか、やるべきことをやらなかったり、さぼってしまった自分に対してかえって罪悪感を覚えてしまい、さらにストレスがたまることもあります。
「自分に優しく」とは、自分の良い所も悪い所も、できることもできないこともすべて認めてあげることです。
人間は完璧ではありません。
誰でも失敗するし、多くの悩みを抱えています。
ですから、やることをやっているのであれば、頑張った自分を、あるいは頑張り過ぎて疲れてやる気が出ない自分を、
「今日も一日、よく頑張った」
とほめてあげましょう。
そうすることで自分を認めることができます。
そして、しっかり休めばまた自分にやる気がよみがえってきます。
その結果、ストレスも少なくなっていきます。
自分に優しく、ストレスに負けない毎日を送れるように心がけて下さい。
ひろ
わかるわーそれ。
最近、更年期も始まってきてすごくしんどくて辛いんだけど、誰も自分に優しくしてくれないんだもん。
せめて自分くらいは自分に優しくしてもいいわよねー
ひよこ師匠
そうだね。自分を甘やかすんじゃなくて、「優しく」してあげること。
自分を責めないようにして、気持ちを穏やかに保つようにね!
規則正しい生活をする
ホルモンレベルの維持には、規則正しい生活をすることが一番です。
暴飲暴食や睡眠不足をくり返していると、ホルモンも正常に作られなくなってしまいます。
暴飲暴食を避ける
現代人の食生活は非常に乱れています。
毎日のように、加工食品やファストフードのお世話になっている人がほとんどです。
そのため、充分な栄養素を摂ることができず、体に悪影響を及ぼします。
そこで、過度な糖質の摂取や食品添加物を控え、体に優しい食生活に変える必要があります。
野菜中心の食生活を行うことで、ホルモンバランスは改善されます。
また、魚であれば青魚や鮭、肉類は鶏肉と豚肉がオススメです。
何かひとつを食べることで、体の調子が良くなることはありません。
色々な食材をバランスよく食べることを心がけて下さい。
質の良い睡眠をとる
ホルモンのバランスを整えるためには、質のいい睡眠の確保が特に重要です。
なぜなら、人の脳や体は、眠っている間にホルモンの力でメンテナンスされるしくみになっているからです。
特に「成長ホルモン」の力は絶大です。
なぜなら、「成長ホルモン」は、アンチエイジング~若返りのホルモンの代表格だからです。
肌や筋肉、骨、内臓の傷んだ細胞を修復するほか、細胞の新陳代謝をサポートし、免疫力や脳、視力の働きを強化します。
そして、コレステロールを下げる働きもあります。
また、「成長ホルモン」は、夜21時から午前3時の間に多く分泌されます。
そのため、できることなら21~22時、遅くとも23時には寝るように心がけて下さい。
それと、もうひとつ。「メラトニン」というホルモンがあります。
「メラトニン」は、睡眠前から睡眠期前半にかけて多く分泌されます。
そして、「メラトニン」は胸腺という臓器に働きかけて、免疫の主要な働きを担う「Tリンパ球」をたくさん作らせます。
つまり、感染症などを治すために重要な働きをします。
風邪をひくとよく眠たくなりますが、これは「メラトニン」による免疫機能の改善の働きによって、睡眠を誘発されるためともいわれています。
良質な睡眠を心掛けて、ホルモンバランスをしっかりと整えることで、老化に負けない体を手に入れることができるのです。
ひろ
若返りのホルモン?!
そんなのあるんだ!
今日から早寝早起き決定ね!
ひよこ師匠
成長ホルモンは、睡眠だけじゃなく、適度な運動による筋肉への刺激でも大量に分泌されるんだよ!
だから、スポーツ選手って、年齢よりも若く見える人多いでしょ!
サッカーのキングカズこと三浦知良選手なんて、50歳超えた体じゃないもんね!
まとめ
これまでの説明で、ホルモンバランスと老化の意外な関係が理解できたと思います。
ストレスを溜め込まない、また規則正しい生活をすることで、ホルモンバランスを改善することができます。
その結果、体の老化を遅らせることができます。
老化を遅らせることができれば、手肌だけでなく、体全体に良いことがたくさんあります。
いつまでも綺麗な自分でいられるよう、規則正しい生活を心掛けて下さいね。
ひろ
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