手肌の乾燥する原因は「肌フローラ」にあった?!

あなたの手肌が乾燥する原因は、「肌フローラ」にあるのかも知れません。

肌フローラとは、お肌に棲みつく細菌の集団のことで、「肌細菌叢(はださいきんそう)」と呼んだり、「皮膚常在菌(ひふじょうざいきん)」と呼んだりします。

そして近年、この肌フローラのバランスが崩れることによって、色々なお肌トラブルを引き起こすことがわかってきました。

何をしても良くならない手荒れや肌荒れの原因は、「肌フローラ」の乱れからきているのかも知れません。

ここでは、「肌フローラ」と、肌フローラを整えることができる商品について紹介していきます。

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ひろ

腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)のことを「腸内フローラ」と呼ぶけど、細菌の集団という意味では同じね!
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ひよこ師匠

そう。ビックリするかも知れないけど、人間は1000兆個以上の細菌とともに共生してるんだ! ここでは、肌にすんでる細菌たちの働きについて詳しく説明していくよー!

肌フローラとは?

肌フローラとは、肌にすみつく常在細菌(皮膚常在菌)のことです。

その菌の数は、腸内の常在細菌に比べるとかなり少なくなりますが、それでも、現在わかっているだけで30種以上もあるそうで、皮膚全体では、なんと1兆個以上の菌がすんでいるとも言われています。

そして、肌の細菌の種類は、肌への作用によって大きく3種類に分類されていて、

  • 腸内細菌と同じく、肌に良い活動をしてくれる「善玉菌」
  • 肌トラブルを引き起こす「悪玉菌」
  • どっちつかずの「日和見菌(ひよりみきん)

があります。

この3つのバランスが良好で安定した状態であれば、肌の健康も保たれやすいと言われています。

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ひろ

善玉菌、悪玉菌、日和見菌って、腸内フローラとまったく同じなのね!
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ひよこ師匠

いかにもその通り。腸内細菌と同じく、そのバランスが大切なんだ。一般に、善玉菌:2、悪玉菌:1、日和見菌:7がベストと言われてるよ。

肌フローラの種類と役割

肌フローラ(皮膚常在菌)は、菌そのものが肌に直接何かをしている訳ではありません。

皮膚の細菌たちは、皮脂や汗などを食べて活動しています。

そして、その食べた皮脂や汗などを食べることによって、さまざまな物質を作り出していますが、その物質が肌に色々な影響を与えているのです。

しかし、その活動も作り出される物質も、細菌の種類によってさまざまです。

ここでは、「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」に分けて、その特徴をまとめてみました。

善玉菌の代表「表皮ブドウ球菌」

肌に良い活動をしてくれる善玉菌の代表は「表皮ブドウ球菌」です。

表皮ブドウ球菌は、皮脂や汗を食べて、その代わりにグリセリンや有機酸など皮膚にとって良い成分を生み出してくれます。

グリセリンは、天然の保護膜として肌に潤いを与えます。

また、お肌のヒアルロン酸と合わさることで、より高い保湿効果を生み出します。

これが、私たちのお肌を守ってくれる天然の保護クリーム「皮脂膜」です。

また、有機酸はお肌を弱酸性に保ってくれるので、悪玉菌の黄色ブドウ球菌が増えるのを抑えてくれます。

つまり、きれいな肌を維持するためには、「善玉菌」の存在が非常に大切なのです。

悪玉菌の代表「黄色ブドウ球菌」

お肌に悪い活動をする悪玉菌の代表は「黄色ブドウ球菌」です。

黄色ブドウ球菌は、食中毒の原因となる細菌なので、調理師の方など、ご存知の方も多いかもしれませんね。

この黄色ブドウ球菌は、食中毒の原因になる「エンテロトキシン」という毒素を作り出ます。

そして、この毒素は食中毒を引き起こすだけでなく、肌にもとても悪い影響を与えます。

黄色ブドウ球菌が肌の上で増えると、かゆみや肌荒れ、強いてはアトピーの原因にもなります。

また、黄色ブドウ球菌は、アルカリ性の状況になると一気に増えてしまいます。

つまり、肌を酸性を保つ善玉菌の数が少ないと、黄色ブドウ球菌が増加してしまうのです。

どっちつかずの「日和見菌」

善玉でも悪玉でもないどっちつかずの「日和見菌」

日和見菌の代表的なものは、皆さんご存知のニキビの原因菌である「アクネ菌」です。

少しわかりやすくするために、「ニキビ」ができるメカニズムで説明していきます。

アクネ菌は、ニキビの原因菌として知られているため、悪いイメージが先行してしまっていますが、普段は善玉菌と同様に肌を酸性の状態に保つ役目をしていて、お肌を守るために働いてくれています。

これ、知らない人がほとんどだと思います。

しかし、間違ったお手入れや、ストレスなどの原因で皮脂が増えると、アクネ菌はその皮脂から大量の脂肪酸を作り、毛穴を防ぎます。

そして、アクネ菌には空気を嫌う性質があるので、毛穴が詰まって空気がなくなると毛穴の奥でどんどん増殖していきます。

増殖したアクネ菌は、皮脂を食べてさらに脂肪酸を作るという悪循環になってしまい、その結果、ニキビになってしまいます。

これが、アクネ菌によってニキビができるメカニズムです。

日和見菌は、肌の状況によってその働きが変わりやすく、善玉菌優位の良い状態の肌であれば善玉菌と同じように肌に良い活動をし、肌の状態が悪くなると悪玉菌と同じように肌にとって良くない活動をするのです。

つまり、肌を良い状態に保つためには、どっちつかずの日和見菌を味方につけることがとても重要なのです。

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ひろ

そうだったの? うちの娘のニキビもこれが原因だったのね。
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ひよこ師匠

日和見菌を敵に回すと厄介なんだ。

だから、善玉菌を補って、日和見菌を味方につけることが大切なんだね!

肌フローラが崩れるとどうなる?

お肌の状態は、肌フローラの細菌のバランスで大きく変わります。

これは、腸内細菌と同じです。

善玉菌が優位な状態であれば、お肌は弱酸性に保たれ、外部刺激や悪玉菌の活動を抑えることができます。

また、善玉菌の働きで皮脂膜が作られるため、手肌の乾燥を防いだり、バリア機能の向上により外部刺激からもお肌を守ってくれます。

その結果、肌トラブルに悩まされることもなくなります。

しかし、悪玉菌が優位になると、体に有害な物質ができてしまうため、かゆみや肌荒れ、ひどくなるとアトピーなどを引き起こします。

私たちの回りには、肌フローラを乱す要因がたくさんあるため、肌トラブルを抱える人が後を絶たないのです。

 肌フローラが乱れる原因

  • 洗剤や、お湯、紫外線などの外部刺激
  • 過度なお手入れ(皮脂の取りすぎ)
  • ストレスやホルモンバランスの乱れ
  • 運動不足や睡眠不足
  • 食生活の乱れ
  • 花粉や埃、紫外線などの外部刺激・・・など

そして、肌フローラが乱れると、肌の乾燥、シワ、手荒れ、肌荒れなど様々な肌トラブルを引き起こします。

つまり、肌トラブルを避けるためには、善玉菌優位な肌フローラを作ることが重要なのです。

手肌の肌フローラは特に乱れやすい

肌フローラが乱れると、様々な肌トラブルを引き起こします。

そして、体の中で特に肌フローラが乱れやすいのが「手肌」です。

その理由は、手肌は常に家事などで水やお湯、洗剤などにさらされているからです。

特に、食器洗剤などに含まれる「界面活性剤」は、手肌の皮脂膜を簡単に取り去ってしまいます。

食器洗剤のテレビCMなどを見ていても、「どれだけ簡単に、あっという間に油汚れが落とせるか」を競うような内容のものがほとんどです。

つまり、それほどまでに油分を分解する力が強いわけですから、手肌の皮脂もあっという間に分解されてしまいます。

そして、界面活性剤は皮脂だけでなく、肌の細菌たちも取り去ってしまいます。

一般に、細菌の10%でも肌フローラが残っていれば、12時間程度で皮脂膜は元にもどると言われています。

しかし、善玉菌は手肌の汗や皮脂を食べて活動しています。

つまり、界面活性剤で手肌の油分や水分がなくなるということは、手肌の善玉菌の活動に必要な「エサ」もなくなっている状態です。

こうなると、エサを失った善玉菌は本来の活動することができなくなってしまい、皮脂膜が作られなくなってしまいます。

その結果、善玉菌の数が減り、逆に悪玉菌が増え、手肌の環境が悪化してしまうのです。

そして、最終的にひどい手荒れや主婦湿疹(手湿疹)などを引き起こします。

そのため、水仕事の後などは、ハンドクリームを塗って油分や水分を補ってあげることがとても重要なのです。

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ひろ

私なんて、洗剤だけじゃなくて漂白剤も素手で触ってるもん。そりゃあ、手荒れするわよね~
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ひよこ師匠

ひょ、漂白剤? それはあかん! 手袋して下さいね~

また、残念なことに手肌の肌フローラを乱す原因は洗剤だけではありません。

手肌は顔と同じく、衣服などで保護されていないので、一年中、紫外線の影響を受け続けています。

紫外線も、手肌の乾燥を招く大きな要因のひとつです。

つまり、手肌は体の中で一番肌フローラが乱れやすいのです。

紫外線については、手の老化の原因「紫外線」を防ぐ方法とは?で詳しく解説しています。

肌フローラを整えるためには?

私たちの肌の状態は、肌フローラのバランスによって大きく左右されます。

つまり、理想の肌フローラをつくるためには、善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすことです。

そして、どっちつかずの日和見菌を善玉菌の味方につけることが大切なのです。

日和見菌を善玉菌の味方につけることで、お肌を弱酸性に保つことができます。

その結果、黄色ブドウ球菌の数が減り、お肌の状態は格段によくなります。

つまり、肌フローラの状態が良いと、肌のバリア機能がうまく働くようになりますので、以下の様なメリットがあります。

 善玉菌を増やすメリット

  • 有害菌の侵入から肌を守る
  • 乾燥のダメージから肌を守る
  • 紫外線のダメージから肌を守る

すなわち、肌フローラが整っていれば、ほとんどのダメージから肌を守ってくれるため、その他のスキンケアはほとんど必要ないくらいなのです。

しかし、肌トラブルの原因を「肌フローラの乱れ」とは知らずに、ただ高級な化粧品やハンドクリームなどを付けていても、肌の状態はなかなかよくなりません。

肌フローラの乱れによって悪玉菌が増えている状態の肌には、肌フローラの乱れを改善するスキンケアが重要なのです。

つまり、善玉菌を減らすことなく、善玉菌を増やすサポートをする「育菌スキンケア」が重要なのです。

肌の善玉菌を減らさないために

肌フローラを良い状態に保つためには、「善玉菌」を減らさないことが重要です。

つまり、肌フローラを守る2つの要素とは、

  • これ以上善玉菌を減らさない
  • 今よりもさらに善玉菌を増やす

です。

そして、善玉菌を減らさない方法としては、

1.化学薬品を極力使用しないこと

2.皮脂や汗を取り過ぎないこと

が重要です。

化学薬品の使用は極力避ける

化学薬品は、肌の善玉菌を殺してしまいます。

そのため、化学薬品が入った化粧品やハンドクリームなどを使っていると、肌の善玉菌が少なくなってしまいます。

化粧品やハンドクリームを選ぶときは、化学薬品を含まないものを選ぶようにして下さい。

また、洗剤やシャンプーなどにも化学薬品が含まれていることがあります。

何をしても治らない手荒れの原因は、日頃使っている洗剤やシャンプーにあるかも知れません。

事実、シャンプーを石鹸タイプの物に変えて、手荒れが治った人もいます。

皮脂や汗を取り過ぎない

肌の善玉菌を守るためには、皮脂を取り過ぎないことが重要です。

なぜなら、皮脂や汗は、善玉菌の餌になるからです。

善玉菌は、皮脂や汗を食べて活動しています。そして、その代謝の過程で、肌に有益なグリセリンなどを作ってくれます。

そのため、清潔にしようと石鹸やボディーソープでゴシゴシ洗いすぎると、善玉菌の餌となる皮脂や汗を取り過ぎてしまう事になり、結果として善玉菌が減り、肌荒れを起こしてしまいます。

実は、洗顔や入浴時のボディーソープなどは、過剰に皮脂を取り除いてしまいます。

東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏※1は、入浴や洗顔は「お湯だけで充分」とまで言っています。

しかし、さすがにお湯だけという訳にもいかない人も多いと思いますので、無添加の石鹸などでやさしく洗うことで、ダメージをある程度減らすことができます。

また、入浴後や洗顔後、手洗い後は、水分と油分をしっかりと補ってください。

そうすることで、多少は肌の善玉菌を守ることができます。

 ※1 東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏は、腸内細菌の権威として、数々の書籍を出版しています。その著書として、「痩せたければ「デブ菌」を減らしなさい!」「55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由」「人間の命は腸が9割」「アレルギーの9割は腸で治る」などがあります。
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ひろ

さすがに、いきなりシャンプーやボディソープを使わずにお湯だけってわけにはいかないけど、肌フローラを守る必要性は理解できたわ!
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ひよこ師匠

できることからコツコツとやっていくことが一番大切なんだ。もし自分にもできそうなことがあれば、そこから取り組めばいいと思うよ!

善玉菌を増やす方法とは?

健全な肌環境を守るためには、肌フローラを良い状態に保つことが重要です。

そして、肌フローラを良い状態に保つためには、肌の善玉菌を増やすことがとても大切です。

善玉菌を増やす方法としては

1.善玉菌が必要とする水分、油分を補う

2.善玉菌を直接補う

です。

皮脂や汗は、善玉菌の餌となります。

そのため、水分、油分を補うことで、今ある善玉菌を守ることができます。

しかし、今のお肌に善玉菌が少ない場合、善玉菌を直接補うことが必要です。

すでに肌フローラが乱れている場合、直接善玉菌を補うことが、肌フローラの改善にはとても有効なのです。

ここで、肌フローラに注目したケア商品を紹介します。基本的には顔用の商品となっていますが、手肌など全身の気になる肌トラブルにも使うことができます。

角質層と肌フローラのバランスに着目した保湿化粧水【ドルチボーレ】



肌を健やかな状態に保つには、肌のバリア機能を支えている角質層の潤いを保ち、 肌フローラ(皮膚常在菌)のバランスを整えることが大切です。

この「ドルチボーレ」は、肌フローラのバランスに着目し、ヒト由来乳酸菌「エンテロコッカスフェカリス菌」を配合しています。

エンテロコッカスフェカリス菌は、丸くて非常に小さいのが特徴で、500nm(ナノメートル)という非常に小さな細菌です。

また、このエンテロコッカスフェカリス菌は、生きていても死んでいても効果がある「新型乳酸菌」として、近年とても注目されています。

また、肌の水分量を増やすために有効な3種類のヒト型セラミドや11種類のアミノ酸、天然保湿因子も贅沢に配合しているので、肌の内面からも美肌をアプローチしてくれます。

 ドルチボーレの特徴

  • ヒト由来乳酸菌「エンテロコッカスフェカリス菌」を配合!
  • ベースとなる水に非加熱天然水の「天使の希水」を使用 !
  • 美容業界で注目のミネラル「ケイ素(シリカ)」を配合!
  • 3種類のヒト型セラミド、11種類のアミノ酸、PCA・PCA-Na、乳酸Na、ヒアルロン酸を贅沢に配合!
  • パラベン・旧表示指定成分・合成香料・合成着色料・鉱物油・シリコーン・アルコール(エタノール)・ 石油系界面活性剤・紫外線吸収剤の9つの成分を無添加!
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ひろ

ちなみにこの商品は、ニキビに悩む娘と一緒に使っています。

手肌だけでなく、顔や全身に使えるので、肌が乾燥する季節はとても重宝しますよー!

乳酸菌を4,000億個配合した【乳酸菌ローション】



この「乳酸菌ローション」も、肌の美肌菌を増やすことでうるおいを作る今までにない新発想スキンケア商品です。

 乳酸菌ローションの特徴

  • 乳酸菌「ラ・フローラEC-12」を4,000億個という圧倒的な量を配合!
  • 優秀な保湿成分「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「トレハロース」などもしっかり配合!
  • 肌のお手入れはこれひとつでOKのオールインワン!

今まで、くりかえす乾燥肌に悩んでいる方や、年齢とともに肌に元気がなくなってきた方、敏感肌の方に特にオススメです!

しかも、簡単お手入れのオールインワン! 忙しい人にもオススメです!

この商品は、「パイナップル豆乳ローション」でお馴染みの「鈴木ハーブ研究所」が作った商品です。

だから、実績は充分! 安心して使うことができます。

なめらかな肌を守る整菌スキンケア【ヒューマンフローラ】


NHKでも紹介された、「整菌スキンケア」のヒューマンフローラの商品です。

「プレミアムボディソープ」「プレミアムローション」「モイスチャーミルクミニ」の3点セットを、たったの1000円で5日間お試しすることができます。

しかも送料無料!

手荒れの原因は、シャンプーなどに含まれる強すぎる界面活性剤が原因になっていることがあります。

ヒューマンフローラのボディソープは、体だけでなく、顔や髪も一緒に洗うことができるので、手荒れがひどい人に特にオススメです!

 ヒューマンフローラの特徴

  • 肌に住む善玉菌(美肌菌)を活かし、皮膚の常在菌バランスを整え、肌環境を整える
  • ボディソープは髪から体まで全身に使えるから結果的に経済的!
  • パラペン、防腐剤、鉱物油、アルコールなど不使用。赤ちゃんにも使える!

肌フローラ まとめ

ここまでの説明で、肌フローラをを整えることがお肌の環境のためにいかに大切であるかが理解できたと思います。

「肌フローラ」を整えることで、ほとんどの肌トラブルを解決できるはずです。

肌フローラを守るためにも、過度な手洗いや消毒、化学薬品の使用を避けましょう。

また、健全な肌フローラのために、こまめに水分、油分を補ってあげてください。

そしてさらに、直接肌細菌を補うことでより効率的にお肌の悩みを解決できます。

普通のハンドクリームで手肌の状態が改善しない人は、一度、「肌フローラ」に注目してみてはいかがでしょうか?

手荒れ

Posted by ひろ